宮地元輝がラスト2着で予選突破 3度目挑戦で初ファイナル目指す【戸田ボート「ボートレースダービー」】
◇25日 SG第71回ボートレースダービー4日目(埼玉県・戸田ボート) 進入ポジション争いで激しい攻防があった4日目4R、4号艇でも大外発進を決め込みレースに集中した宮地元輝(37)=佐賀=は豪快に握っていった。「一瞬の足で差があった」と、足はトップレベルであるインに入った2号艇の山田康二に立て直され2着に甘んじたものの、予選突破に成功した。 相棒の11号機の評価は「全体に足りない。抜けている部分を補うために、(レース後に)ギアとキャリアボデーをやった。これ(エンジン)に気合を入れました」と準優勝ち抜けへ向けて、できる作業は施した。「スタートはしやすくなった。勘より若干、早かったのはいい傾向」。機力アップは未知数だが、現状でも最大の武器である「一発力」を発揮できる状態なのは魅力だ。 今年のSGロードは、オールスターで優出、グラチャン準Vなど結果を残し、獲得賞金は10位にランク。「(賞金が)高額のところに乗れたのなら、仕事をせんといかんね。(戸田水面は)不平等ですよ。でも、エンジンが出ていたら狭くない」。3月クラシックでは見せ場をつくれなかったがパワーアップに心血を注ぎ、マネー争奪に参戦。3度目の挑戦でダービー初ファイナル入りを目指す。
中日スポーツ