15歳島田麻央 憧れは浅田真央「勇気づけられる演技を」4回転ジャンプは半年かからず成功
日本フィギュアスケート界の新星として期待されるのが、15歳の島田麻央選手。今月の世界ジュニア選手権では、4回転トウループを決めるなど得意のジャンプを次々と成功させ、日本選手初の大会2連覇。今後の活躍が期待されるスケーターです。 【動画】 注目の13歳 島田麻央が全日本合宿で "4回転トウループ" を披露 名前の由来は、フィギュアスケートのレジェンドでもある浅田真央さん。「ママが浅田真央さんが好きで“麻央”って名前をつけた」と話した島田選手。幼少期から浅田さんの演技にくぎ付けだったと言います。 「浅田真央さんに憧れて（スケートを）始めた。テレビで見て憧れるようになった。ソチ五輪フリーが好き。力を入れていないのにスーって滑って、見ている人を笑顔にできるところが好きです」
自身の大きな武器になっているのが、4回転トウループ、12歳にして日本女子で初成功させた大技です。縄跳びの三重跳びを20～30回続けられる跳躍力を持つ島田選手ならではのジャンプ。本人は「４回転トウループは、跳べるまであんまり時間はかからなかった。（練習は）半年やってない５か月くらい。飛べた時は『あっ、飛べた』って感じです」と話しました。 指導する濱田美栄コーチは「回転をかける、締めるのにジャンプ力、全部揃わないと女の子の4回転というのは厳しいと思います。（島田選手は）運動能力的には整っている。ジャンプを跳ぶ時の頂点にいく速さ、バネがあります」と、優れた運動能力が、4回転トウループを生み出していると言います。 今春からは中学生から高校生へ。高校は浅田さんも通っていた中京大中京高校に進学します。 「浅田真央さんみたいな、見ている人が笑顔になったり、勇気づけられる演技をすることと、オリンピックを最終的に目指してシニアに上がってから世界選手権で優勝したいです」
