【武雄競輪(モーニング)FⅡ】輪界最年長の大ベテラン佐々木浩三は今でも向上心でいっぱい
<16日・武雄競輪・前検日> 【記者コラム・森川和也の追走一杯】 輪界最年長・佐々木浩三の車が伸びている。近15走で7度の車券絡みを達成している裏には、際限のない向上心があった。「9月平塚の前に、守澤太志君のセッティングを見ている人のところに行ってきた。それから確かに進むようになってきたけど、もうひと工夫したいですね」。元S級S班の強さの源にアレンジを加え、完全習得を目指すつもりでいる。 この2年間は骨盤や鎖骨を相次いで骨折。なかなか万全な体に戻らず成績自体は低迷中も、このまま終わるつもりは毛頭ない。 ▼8R(上田隼)「調子はいいし、先手から何かをやりたい」。失格のペナルティで来月があっせん停止だけに、稼ぎたい気持ちは誰よりも強いはず。2―4―357。 ▼12R(那須久幸)52歳のベテランだが、田中誠の練習グループでもまれて絶好調。中団からショート捲りで突き抜ければ2―7=134。