来春センバツ、地区推薦校となった「皆勤校」は3校目【高校野球】
来春センバツ(第97回選抜高校野球大会)の21世紀枠9地区候補校が13日に決まり、日本高校野球連盟から発表された。大会は来年3月18日から13日間、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われる。出場32校を決める選考委員会は同1月24日に大阪市内で開かれ、21世紀枠の「2枠」は東日本・西日本の区分を設けず、全国9地区から選ばれる。 夏の選手権大会で1915年の第1回大会から今年の第106回大会まで全ての地方大会に出場しているのは全国で15校ある。このうちの一校である山城は21世紀枠が創設された2001年のセンバツに向けた選考で京都府の推薦校だったが、近畿地区の推薦校には選ばれなかった。京都から2度目の推薦校となった今回、初めて近畿の推薦校として選出された。全ての夏の大会に参加してる皆勤校で、地区の推薦校となったのは01、15年のセンバツに向けた選考の桐蔭(和歌山)、02年のセンバツに向けた選考の松江北に続き、山城が3校目となる。松江北と15年の桐蔭はセンバツに出場した。 府県から推薦されたことのある皆勤校は松江北が01年のセンバツに向けた選考で選ばれたほか、12年のセンバツに向けた選考の大社(島根)、19、23年のセンバツに向けた選考の岐阜と今回の地区推薦校に選ばれなかった市岡(大阪)を含め、計6校となっている。
中日スポーツ