「会社に行きたくてしょうがない老害たちが喜ぶ」米アマゾンの“週5日の出社”要請に日本人の反応は…「ウチもそうなるんじゃ」
これからの日本社会はどうなる
多くの企業が今まさに、リモートワークを続けるか廃止するかで悩んでいることだろう。そんな中で、今回のアマゾンの週5出社の義務付けは、日本社会にどんな影響をもたらすのか。 「アマゾンに限らず、イーロン・マスク氏は、コロナ禍がまだ収まっているとはいえない2022年に、早々とテスラ社において週40時間の出勤を命じ、続いて、買収したツイッター社においても在宅勤務を禁止しています。このような “The外資“な会社が、むしろ日本的にも見える週5日出勤を取り入れるということは、そうした旧来の勤務形態や価値観を維持したい経営者にとっては追い風となるでしょう。追従する企業は一定数出ると思います。 ニューノーマルに反対する老害というイメージを持たれがちだった経営層の人々にとって、外資のトップ企業がリモートを廃止しているというのはまたとない援軍であり、『出社してナンボ』という信条を後押しするでしょう」(東北大学特任教授・増沢隆太氏) これから先、日本の社会、そして世界の社会はどのように変化していくのだろうか。コロナの唯一の功績とも呼ばれた、リモート化の社会が消えてしまう可能性がでてきている。 取材・文/集英社オンライン編集部
集英社オンライン編集部
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