Cornelius・小山田圭吾が寝るときに使うアプリとは? 有名ミュージシャンも参加
Corneliusの小山田圭吾が、最新アルバムやライブの裏話などを語った。 小山田が登場したのはJ-WAVEで放送中の番組『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann)のワンコーナー「RADIO ENSEMBLE」。アーティストがスタジオに生出演し、トークと共にオススメの楽曲をセレクトする。ここでは6月20日(木)のオンエアの内容を紹介する。
アンビエント色の強い曲を集めた最新アルバム
Corneliusは6月26日(水)、アルバム『Ethereal Essence』をリリースする。近年発表してきたアンビエント色が強い作品を中心に再構築した作品だ。番組では、このアルバムから『サウナ好きすぎ、より深く』をオンエア。同楽曲は、テレビ東京系ドラマ『サ道』主題歌をリアレンジしたものとなっている。 Celeina:収録されている楽曲というのは、以前から制作していたものをまとめて1つにしたのでしょうか。 小山田:古いものだとたぶん、10年以上前の曲があります。CD化されていなかった音源で、商業施設のための音楽や映像のために作った音楽といったもの、自分の仕事集のなかからアンビエント色の強い曲を集めてアルバムにしたものになります。 タカノ:それぞれ目的も時代も別の作品ですが、すごくまとまりを感じます。 小山田:一応キーワードにアンビエントみたいなものがあるので、空間的だったり音のテクスチャーを楽しむような曲を集めました。 タカノ:小山田さん的にアンビエントの定義というのは? 空間を感じるというか。 小山田:アンビエントという言葉は70年代にブライアン・イーノという人が提唱したという「聞き流すこともできるような音楽」みたいなね。いろいろあると思いますが、ちょっと空間的だったり、メロディとかリズムというよりも音の感触とかを楽しむような感じ、というのでアルバムを作りました。 タカノ:僕は、アンビエントは「香り」と似ているなと思っていて。 小山田:そうですね。空間をよくするみたいなね。 タカノ:香りって香りだけをかいでもいいし、なにかをしながら香ってくるとかで感じ方が変わります。まさに小山田さんの今回のアルバムもそういう感じだなと思って。1音1音に耳をそばだてても楽しいし、ほかのことをしながら聴いても印象が変わってきます。