広島の大手ドラッグストアで健康とおいしさにこだわった「お弁当」が発売されました。開発したのは、管理栄養士です。 【久保田記者】 「こちらのドラッグストアでは薬や化粧品だけでなく食品が充実しています。その一角にお弁当が登場しました」 今月１６日に発売になったばかりの、このお弁当、地元コンビニチェーン「ポプラ」とドラッグストア「ウォンツ」のコラボ商品で、監修したのはウォンツで働く管理栄養士です。 テーマは「簡単に栄養がとれておいしいお弁当」魚や肉も入って５００キロカロリー以下に抑えられています。 【久保田記者】 「いただきます！ソースが甘くておいしいです。見た感じボリュームがあったんですが、一口食べると、ほろっとお肉が崩れてやわらかい。世代を問わず食べられそうですね」 ５種類の具材が入ったもち麦ご飯は柔らかさを追求して、米ともち麦をあえて別々に炊き上げました。 今回の弁当開発にはウォンツが３年前から食品の取り扱いを充実させてきた背景があります。 【ウォンツ　管理栄養士・吾郷友美さん】 「お客さんに喜んでもらうために食品の品ぞろえを増やしたり、管理栄養士（監修）のお弁当も始めました。普段店頭でお客さんと接する中で、お悩みだったりとかカロリーが多いなと感じていたので、女性でも食べやすいサイズにしました」 「彩りバランス弁当」（税込み４３０円）は広島県内のウォンツおよそ１００店舗で来月末まで販売されます。 ＜スタジオ＞ 【記者の目】取材した久保田記者によりますと、ウォンツには１００人ほどの管理栄養士が働いていて、店舗に立って実際にお客さんと直接会話をしている。その経験からニーズを肌で感じて、今回のお弁当作りにも生かされている。ということです。 ドラッグストアでお弁当。意外性がありますけど、いろんな魅力が詰まってましたね。 【コメンテーター：ＴＳＳ野球解説者　山内泰幸さん】 「そうですね。税込み４３０円は安いですよね。しかも栄養もカロリーも計算してやるとなれば、これは『買い』だと思いますね」