70代、柏木由紀子さんの着こなし術。30年前の服も「お直し」して楽しむ
クローゼットに眠っていたアイテムもベルトで復活!
30年ほど前にニューヨークのデパート「バーグドルフ グッドマン」で買ったジャケット。デザインが気に入って買ったのですが、うまく着こなせなくて眠っていたアイテム。こちらもRALPH LAURENのポシェットつきベルトをしてみたら、なんだかしっくり! 下はスキニーパンツですっきりと。
25年前のジャケットは「お直し」で今の着こなしに合うシルエットに
ワイン色のジャケットはDONNA KARAN(ダナ キャラン)。「最近はダブルのジャケットがまた流行っているようなので、25年前のものを引っ張り出してきました。とはいえさすがにシルエットが古くなっていたので、お直しに出すことに。肩の部分を詰めたら、違和感なく着られました。
30年前に雑誌で着用したコートとジャケットは今も現役
ピンクのコートとジャケットはMcDavid(マックデイビッド)。30年前の『婦人画報』で着用したものです。当時はグレーのタイトスカートにストッキング、パンプスでシックに合わせていましたが、今回は令和版の着こなしに。グレーのパンツ、グレーのロングブーツでカジュアルダウンさせています。
フォーマルなジャケットはデニムでカジュアルダウン
黒のスウェードジャケットは、燕尾(えんび)服のように後ろの裾が長くなったデザインがユニーク。あえてカジュアルに着こなしたらかわいいかも! とデニムを合わせてみました。ジャケットはTOKITO(トキト)、裾広がりのデニムはYANUK(ヤヌーク)、黒のメガネはlunor(ルノア)。
気に入って買った服だからこそ、手放さずに“お直し”します
しっかり肩パッドが入っていたジャケットの元の姿。肩まわりや襟が自然なシルエットになるようにお直し。丈も調整したのだそう。よくお願いしているのは銀座の『ミシン工房』。流行っている丈感やサイズ感をリサーチしたうえで、お直しに出します。 肩を詰め、着丈も短くしたDolce&Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)のジャケット。インパクトのある太い襟も、今の気分に合わせて細くしました。簡単なお直しは自分でやることも。二度と同じ服は手に入らないので、直しながら大切に着続けたいですね。 『柏木由紀子ライフクローゼット』(扶桑社刊)はただいま発売中。
ESSEonline編集部