小島よしお「一発屋」からの逆転劇「子どもにマネされたくない芸人」が「年間100本超の子ども向けライブ」に呼ばれるようになるまで
約17年前「そんなの関係ねぇ」で一躍ブームとなったお笑い芸人の小島よしおさん。最近は日本各地を巡り、年間100本を超える子ども向けのライブを精力的に行っています。以前「一発屋」と呼ばれるも、再ブレイクに至った経緯は。(全5回中の4回) 【画像】「シュールすぎない?」海パン一丁で雪山やトウモロコシ畑で営業活動に励む小島よしおさん(全26枚)
■「子どもにマネされたくない芸人」がコロナ禍で一変 ── 小島さんの代名詞とも言えるネタ「そんなの関係ねぇ」の爆発的なブレイクが落ち着いたころ、テレビでの露出が減った時期があったそうですね。その間はどんな日々を過ごしていたのでしょうか?
小島さん:自分がやりたいと思ったことや興味を持ったことに取り組みました。そのひとつが「筋トレ」です。 かれこれ10年以上前のことですが、当時のマネージャーさんに「小島さんはフツーな体型ですよ」って言われて、ハッとしました。さらに、たまたまアンガールズさんと上裸姿でご一緒する現場があって、やせ型の体型が特徴のお2人と並んだとき「あれ?あまり変わらないですね」って、フツーどころかほっそりしていることがわかって…。海パンひとつで仕事しているのに、これはまずいぞと。そこから筋肉をつけることを本格的に始めました。
2014年に「ベストボディ・ジャパン」の名古屋大会に出場した際、「鳥取にすごい人がいる」と聞いて、その方に会いに行きまして。僕の「筋肉の師匠」ですね。細かい角度やフォーム、考え方を指導してもらったり、筋肉に関する知識など、いろいろ勉強しました。体づくりにはとことん時間を使いましたね。 健康にも興味を持ってファスティングもやりました。その流れで食育にも興味を持つように。それまで、タンパク質や脂質がどんな食べ物に含まれているのか知らなかったですし、暴飲暴食して逆流性食道炎で体を壊したりしたこともあったんです。それではいけないなとオーガニック食材を取り入れるようになりました。「野菜の歌」はその頃に誕生しました。
──YouTubeチャンネル「小島よしおのピーヤの休日【ピーヤTV】」で人気の「野菜の歌」ですね。「野菜の歌」は子どもたちから支持されたそうですが、そこから子ども向けのライブをスタートすることになったのですか? 小島さん:子ども向けのライブをするようになったのは、先輩のアドバイスのおかげです。単独ライブは2011年から始めました。「野菜の歌」もシリーズ化して、野菜の種類ごとに毎年1曲はつくるようになっていきました。
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