日本記録保持者・落合晃が涙 駅伝アンカーで5キロ力走も滋賀学園2位 比叡山が2連覇
◇第75回滋賀男子高校駅伝(2024年11月3日 望が丘文化公園特設コースの7区間42・195キロ) 比叡山が2時間14分57秒で2連覇を達成した。滋賀学園は2時間16分5秒で2位となり、2年ぶりの優勝を逃した。 滋賀学園の最終7区(5キロ)を務めたのは800メートル日本記録保持者の落合晃(3年)。2位でタスキを受け取ると、55秒差で前を行くトップの比叡山を追う。だが、差を詰め切れずに2位でフィニッシュ。その後は地面にしゃがみ込んで号泣した。5キロのタイムは区間2位の16分7秒だった。 落合は6月の日本選手権で初優勝を果たした。7月に行われた全国高校総体(インターハイ)で1分44秒80の日本新記録をマークし、2連覇を達成。同8月のU20世界選手権では銅メダルを獲得した。 個人としては来年9月に東京で開催される世界選手権出場を次なるターゲットに定めており「そこで結果を出すのが目標」と意気込んでいる。世界選手権の参加標準記録は1分44秒50となっている。