【時計というよりまるで宇宙船!?】フランス発、日本未上陸の時計ブランド“スペースワン(SpaceOne)”に注目
スペースワン・テルリウムの複雑機構は独立時計師、テオ・アフレが設計・構想したモジュールから生み出されており、ソプロド P024 ムーヴメントに接続された追加のプレート上に組み込まれているそうだ。 太陽の周りを回る地球と月の1年周期を示すヘリオセントリックタイプのプラネタリーホイールが組み込まれており、地球は1年かけて太陽を1周し、月は29.5日かけて地球を1周する。キャリバーの日付が変わると、デイトディスクを搭載した 31個の歯を持つスターホイールが 12個の歯を持つ 二つのスターホイールを進め、二つの歯車のうち最初の歯車が月を進め、2番目の歯車は複雑機構のテリリウムを動かしている。 》スペースワン(SpaceOne) ※日本未上陸ブランドのため詳細は公式サイトを参照 惑星はサファイアに固定されおり、地球が太陽の周りを1周する日数に相当する365個の歯を持つリングに接続されている。 月はピニオンで固定され、固定輪に接続されている。これは文字盤の外から見える。クイックデイト機能により、時計、特に月のリアルタイムの位置を調整することができる。月に応じてカレンダーを微調整することも可能となっている。 2024年 4月現在、スペースワン・テルリウムは、スペースワンのウェブサイトで予約受付中となっており、2024年 11月から 12月にかけて配送予定。販売価格は税別 2990ユーロ(日本円で約49万2000円)。
文◎William Hunnicutt