【急騰】ヴィンテージTシャツが世界中で注目!100万円超えも…谷原章介・秘蔵のTシャツのお値段は?
近年、世界中で注目されている「ヴィンテージTシャツ」。 今、その価格が古着業界も驚くほど高騰。あなたのお家にも眠っているかもしれません。 【写真23枚】ヴィンテージTシャツが世界中で注目!谷原章介Tシャツのお値段は? 画像で見る
数十万円のTシャツ 映画・アニメ・バンドが人気
主に、1980年代から~2000年代初頭ごろに製造・販売され、高値で取り引きされている、「ヴィンテージTシャツ」。 東京・渋谷にある、創業25年以上の老舗ヴィンテージショップ「BerBerJin(ベルベジン)」を取材してみると、店内には驚くような値段のヴィンテージTシャツが所狭しと飾られていました。 取材スタッフ: こちらに飾られてあるバンドTシャツを見てみますと、一番左から28万円、そして、こちらが33万円、さらに、こちらは43万円となっています。 1枚数十万円の世界的人気バンドのTシャツ。アニメのキャラクターものも、9万円以上の値札が付けられていました。 ――なぜここまで人気が高まっているのでしょうか? ベルベルジン遊歩道店 岡部義彦 副店長: 5~6年前から徐々に徐々に(人気が)高くなってきていて、それこそ海外のヒップホップアーティストとかが着用してたりとか。そういうアンテナ張ってる人からすると「いいTシャツなんだ」ってどんどん需要が増えたりとかっていうのもあります。 多くの有名人が着用したことで、世界的に買い求める人が急増。 生産が終了して絶対数が少ないうえ、投資目的で購入する人も出てきたため、取引価格は上昇の一途を辿っているといいます。 その中でも、80年代~90年代の“オルタナティブロック”系のバンドTシャツや、アニメや映画などは特に高騰しているといいます。 店にある商品を見せてもらうと、1994年公開、ジム・キャリー主演の映画「MASK」のTシャツは28万円。 80年代に発売されたアニメ「ルパン三世」のTシャツは約8万円。90年代に放送されていた「セーラームーン」のTシャツは9万円の値札がついていました。 にわかに盛り上がりを見せる中、古くからのヴィンテージTシャツファンからは、急激な価格の高騰に、嘆きの声も上がっています。 ヴィンテージTシャツファン: いや、もう手出せないですね。無理です。これもおととしぐらいまでは、まだ8万円とか7万円だったんですけど、気づいたら倍ぐらいになっていました、倍以上に。 店内でイギリスの人気ロックバンド、「オアシス」のヴィンテージTシャツが目に留まりましたが…。 ヴィンテージTシャツファン: 無理だ…無理だ、無理だ。これは無理だ。え、待ってこんな高いの!? 6万5000円でした。最近、(オアシスが)再結成して、多分また値段が上がったんですよね。2年前だったらもうちょっと安かったよね。 さらに、ヴィンテージTシャツのみを取り扱う専門店「VinTage Life」では、100万円を超える値段のヴィンテージTシャツがありました。 「VinTage Life」スタッフ 太田雄平さん: RIDEというバンドの「Nowhere」というアルバムのTシャツになります。こちら当店では100万円と消費税(10万)になります。 元々アメリカのバンドよりは、イギリスのバンドの方が、そもそもの絶対数が少ないというところが第一条件と、やはりこのグラフィック全体通して、Tシャツとしての完成度だったり、もう“アート”といって差し支えないようなグラフィックの完成度、こういったものも含まれています。 アート作品のような評価を受けるまでになっているヴィンテージTシャツ。 「VinTage Life」の太田さんによると、高額Tシャツの特徴は、以下のようなものが上げられるといいます。 ① デザイン…バンドTシャツや映画Tシャツ ② 付加価値…著名人が着用した、している ③ 希少価値…売れ残り・生産中止・限定生産など ④ ほどよい使用感…色あせた黒Tシャツは、「炭黒(すみくろ)」と呼ばれ価値が上がる場合も