【朝日杯FS】勝ち方よりもゴール後に表れていたアドマイヤズームの計り知れない伸びしろ
会心のVもゴール後は…
「難しいところのある馬で、今日も競馬では上手に走ってくれていましたが、ゴール後は止まらなくなったとジョッキーは言っていました」と友道師。これだけの走りを見せたにもかかわらず、まだまだ完成度は低く、そのあたりが成長してくることでパフォーマンスをさらに上げられる、という見立てだ。 ジョッキー、トレーナーともに「ベストはマイル」と言い切り、すでに目標は来春のGⅠ・NHKマイルC(5月11日=東京芝1600メートル)に設定している様子のアドマイヤズーム。友道厩舎から2018年アドマイヤマーズ、21年ドウデュースに続いて誕生した朝日杯FSの覇者は、来週の有馬記念で引退するドウデュースではなく、3歳にして香港マイルも制したアドマイヤマーズの路線を進むことになりそうだ。
松浪 大樹