【ガチンコ勝負】「日産 Z ニスモ」対「アキュラ インテグラ タイプS」 復活した「インテグラ」を日産Zが迎え撃つ!
ホンダ シビック タイプR FL5の姉妹車、タイプS
フォトグラファーのジョナサン ハーグローブは、この2台の詳細についてまだ懸命に取り組んでいる。「アキュラ インテグラ タイプS」は、「ホンダ シビック タイプR FL5」の実質的な姉妹車である。2つのモデルはプラットフォームを共有しているだけでなく、性能面でもほぼ同じである。エアロパッケージを除けば・・・。
「インテグラ」は、「シビック タイプR」のエレガントでラグジュアリーなバージョンと言えるかもしれない。ワイドな頬とXXLサイズのエアインテーク、リアに鎮座するおなじみの3本のテールパイプは健在だが、シビックのそれと同じ大きさだ。エンジン、メカニカルデフ、マニュアルギアボックスは「シビック」共有され、インテリアも同様だ。唯一の違いは、エンジン特性とアダプティブサスペンションが異なるソフトなチューニングが施されていることだ。すぐにわかるだろう。 日産「Z」はドイツでは無名ではない。3年前(370Z)まで、スポーティなクーペはこの国で人気のエキゾチックカーだった。パフォーマンスの面では、「ゼッティ」は決して第一線に立つことはなかったが、すべての映画「ワイルド・スピード」で讃えられた。
ヨーロッパの排ガス規制が厳しくなったため、日本は370Zの後継車をアジアとアメリカだけに投入することにした。そしてそれは単に「Z」と呼ばれている。 ニスモバージョンは、私がアメリカを訪問するタイミングに合わせて発表された。ボンネットの下には3.0リッターV6ツインターボが搭載されているが、ニスモではブースト圧を高め、冷却システムを改良することで、標準の「Z」に比べて20馬力、46Nmのトルクアップを実現。具体的には、420馬力と521Nmである。このパワーは、ニスモ専用チューニングが施された9速オートマチックトランスミッションを介して伝達される。さらに、軽量化されたレイズ19インチホイールとダンロップSPスポーツマックスGT600タイヤが装着されている。