宮崎牛とマンゴーだけじゃない!「てげうめー!」を存分に体感できる宮崎県の絶品グルメ8選
冬はしゃぶしゃぶにしたい「寒ぶり」(旬:冬~早春)
寒ブリというと、北の寒い海でとれるイメージが強いですが、実は宮崎県でも定置網による漁獲と養殖が盛ん。冬場から初夏にかけて産卵するため、栄養を蓄える冬季に獲れる「寒ブリ」は程よく脂が乗った肉質と歯応えを備え、刺身はもちろんのこと、冬シーズンは「ブリしゃぶ」で最上級の美味しさを堪能できます。 なお、県北の延岡市北浦町では、日向市の特産「へべす」の粉末を配合した餌を与えているので、臭みが少なくさっぱりした味わいのブランドぶり「へべすブリ」の養殖も行っています。
宇都宮や浜松を凌ぐ“餃子王国”・宮崎の「餃子」
餃子の購入頻度が2020年から4年連続で宇都宮や浜松を抑えて日本一になっている宮崎市。市内中心部だけでなく各エリアに餃子専門店があり、その数は現在60店舗以上! お店で食べるだけでなく、持ち帰って家で焼いて食べるという文化も根付いています。 餡や皮、1個のサイズ、タレに至るまで、店ごとに違うバリエーションの豊富さとともに、地元宮崎産のお肉や野菜が持つ素材の美味しさを存分に活かした味わいが大きな魅力。どのお店で食べても絶品、それでいて1人前400円前後~とリーズナブルな価格も嬉しいところ。
焼酎王国の宮崎では珍しい日本酒の蔵元「千徳酒造」
全国的な知名度を誇る「黒霧島」を筆頭に、宮崎県は焼酎の生産量が全国第1位という“焼酎王国”。しかし、実は少ないながら清酒を造る酒蔵もあるんです。延岡市で明治36(1903)年創業の老舗『千徳酒造株式会社』は、熊本国税局酒類鑑評会で16年連続優等賞を受賞し、令和3年全米日本酒歓評会では金賞を受賞するなど、多くの銘酒を生み出しています。 県内のお酒取扱店では酒蔵の名前を冠した「大吟醸 千徳」や「純米吟醸 夢の中まで」を始め、へべすを使用したリキュールなど上質なお酒を数多く販売していますので、定番の焼酎と一緒に飲み比べてみたり、宮崎のお土産にしてみてはいかがでしょうか。
ボトルのまま暗所で保管熟成させる「ひでじビール栗黒」
全国には数々の地ビール・クラフトビールがありますが、宮崎県にも美味しいクラフトビールがあります。特に有名なのが、宮崎県北部の行縢山の麓にブルワリーがある『ひでじビール』。 お店の看板クラフトビール「ひでじビール 栗黒」は、高温で乾燥させて黒色になるまで焦がした大麦(ローストバーレイ)と宮崎産の栗ペーストを仕込み原料に用い、コーヒーのように香ばしいフレーバーに栗の上品な香りと重厚なコクが特徴。 そのまま飲んでも普通に美味しいのですが、暗所で5ヶ月以上熟成させるのがオススメ。香り・旨み・アルコール分等がビール全体に良く馴染み、重厚でまろやかな味わいへと変化し、より一層奥深い美味しさを楽しめます。 宮崎県内はもちろんのこと、通販での入手が可能。さらに全国各地で行われている催事やビールイベントにも積極的に参加しているで、「ひでじビール」の名前を見かけた際はぜひ手に取ってみてください。
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