虎のソナタ 梅ちゃん版「大リーグボール1号」完成?! 「新巨人の星」ほうふつ…オールド野球ファン思わず興奮
梅ちゃんこと、阪神の梅野が日本記録を更新したという。詳しくは最終面を読んでいただくとして「紙飛行機」というアイテムの登場に、古い野球ファンは思わず興奮してしまうのだ。 【写真】紙飛行機の飛距離で日本記録を更新した阪神・梅野隆太郎「貴重な経験」 「新巨人の星」というアニメがあった。巨人の背番号16、星飛雄馬が大リーグボールを駆使して大活躍したのが「巨人の星」。続編の「新-」は、左肩を壊して球界を去った飛雄馬が背番号3の右腕として球界に復帰したところから、話が始まる。 ある日、飛雄馬は紙飛行機が飛んでいるのを見て「大リーグボール右1号」のヒントを発見する。空港に押しかけ、パイロットに紙飛行機が飛ぶ原理を質問して…。ここでアニメのストーリーを書いても仕方ないか。 「メチャクチャ飛ばしていましたよ。ノエビアスタジアムのゴールラインからハーフラインぐらいまで飛ばしていましたから。正直、紙飛行機で盛り上がるのかなぁと思って見ていましたが、思わず声をあげるぐらい興奮しました」 会場の様子を伝えてきたのはトラ番・邨田直人。何てことのない、紙飛行機の〝飛ばしっこ〟だが、梅ちゃんがこれだけ飛ばせるのは、何かをつかんだのか。星飛雄馬のように、とんでもない発見をしたかもしれない。 「梅ちゃんボール1号」完成?! 来シーズンの二塁送球でお目にかかれるか。こうご期待。 サンスポ紙面は日曜日に迫った有馬記念の記事をどっさりお送りする。レース部競馬面の当番デスクは野下俊晴だった。 「ドウデュースの強さは圧倒的でしょう。天皇賞・秋やジャパンカップは、ちょっと無理して勝った感じ。でも、この馬は中山のコースが一番向いているんです。昨年の有馬記念で、コーナーでの加速の力を見せつけましたから。コースでの無敵ぶりも実証済みなんです」 熱く、熱く、熱く大本命馬の揺るがぬ力を力説してくれた。 「そこに、偉大な武豊騎手が乗るわけですから、死角はないですね」 圧倒的な本命馬が存在する有馬ウイークは、別の意味で大変だ。なぜなら、毎日、違ったアングルから最強馬の話題を扱わざるを得ない。 「確かに、有馬ウイークはデスクを含めてレース部全体が非常に大変なんですが、実は1週前までの仕込み取材が一番苦労するんです。仕込みさえ、うまくいったら、今週は順番にその原稿を出稿していく作業になるわけです」