日本じゃないみたい! お腹も心も満たす「ベトナムフェスティバル」が想像以上にサイコーでした
ベトナム関連の食や雑貨などの販売を行うほか、来日アーティストによるコンサートも楽しめるイベント「ベトナムフェスティバル2024」が、6月1日(土)と2日(日)に東京・渋谷区にある代々木公園イベント広場で開催。2日間で約18万人が集まり(ベトナム大使館集計)、大盛況のうちに幕を閉じました。メインパートナーとして出展したベトナム航空のブースなど、思わず「ベトナムに行きたい!」と胸が高鳴ったイベントの様子を振り返ります。 【写真】老若男女から大人気! ベトナム航空のマスコットキャラクターのゴックちゃんを発見 ■目・耳・お腹でベトナムを満喫! 今回開催された「ベトナムフェスティバル2024」は、ベトナムにゆかりのあるフードやグッズを販売する120店ものブースが出店されたほか、ベトナムトップアーティストによるパフォーマンスや、ベトナム伝統芸能「水上人形劇」など、さまざまなベトナム体験が用意された、日越交流を目的としたイベント。ベトナムにルーツがある方にも大人気のイベントだそうで、入口をくぐるやいなや、ベトナム語が飛び交っていました。早速非日常体験です。 開会式では「水上人形劇」の踊りや「くす玉開き」などが行われ、共同委員長を務める衆議院議員・青柳陽一郎氏による堂々とした開会宣言で「ベトナムフェスティバル2024」は幕を開けました。 特ににぎわっていたのが、メインパートナーとして出展しているベトナム航空のブース。マスコットキャラクターのゴックちゃんは、大人も子どもも笑顔になるほど大人気。ブース内の抽選会では、見事、無料往復エコノミークラス航空券を当てた方もいたそうです。うらやましい! それから「水上人形劇」にもたくさんの人が集まっていました。「水上人形劇」は、1000年以上の歴史を誇るベトナムの伝統芸能。水の上をカラフルな人形が舞い、舞台の周りでは美しく着飾った女性たちが踊りを踊ります。途中、人形の首が伸びるという演出には会場のみんなで大笑い。最後には、女性のダンサーと、中で人形を操っていた水に濡れた男性たちが登場し、拍手喝采となりました。ゆらゆらと揺れたり、時には激しく楽器を弾いたり…人形たちの摩訶不思議な動きは、目が離せない謎の魅力があります。 屋外の国際イベントといえば“食”も大切! フォー、揚げ春巻き、ベトナム風お好み焼き、バインミー、フルーツのスムージーなど、代表的なフードを堪能しました。各商品500円前後で食べることができ、リーズナブルなのがうれしい。昼間の会場はとても暑かったので、エスニックな味わいやフルーツのさっぱり感に助けられました。ベトナム料理は、中国文化や植民地統治時代のフランス文化の影響を受けているそうで、日本人好みのマイルドな味付けが特徴。あっという間に完食! 見る・食べるのみならず、“来場者参加型”で楽しませるブースも。ベトナムで人気のオンライン日本語学習「dungmori(ズンモリ)」ブースでは、長い竹をリズムよく飛ぶ「バンブーダンス」が行われていました。これが意外と難しく、足を竹で挟まれるとびっくり! 子どもたちは、ひょいひょいひょいと跳んでいく一方で、大人は「ぎゃ~!」っと苦戦していました(笑)。 それからベトナムでおなじみの可愛いかごバッグや、これからの季節にぴったりなカラフルなワンピースなどを販売しているブースも。インフォメーションで販売されていたベトナムの笠「ノンラー」は、日差しが強かったせいか、売れ行きが良かったようです。ベトナムは、ホイアンのランタン祭りが名物ということで、会場では至るところにランタンの装飾が。「ノンラー」をかぶって、フォトスポットで写真を撮ると、ベトナム気分が高まります。 円安&物価高の影響により、物価の安いベトナムは旅行先として人気上昇中。直行便では約6時間で行くことができ、時差も2時間。ローカルなお店から、歴史を感じる世界遺産、美しい自然の風景、ユニークな遊園地と見どころがたっぷりあります。 「ベトナムフェスティバル2024」で体験した通り、日本人にもマッチするベトナム文化。お腹も心も満たされたイベントでは、自分の中のベトナム愛が増していくばかりでした。