越冬ツルただ今1万928羽…先月末から2000羽減少、「万羽鶴」はキープ 出水平野で中学生クラブ員らが第2回計測
出水平野で越冬するツルの今季2回目の羽数調査が21日、鹿児島県出水市高尾野町下水流の東干拓休遊地と同市荘の荒崎休遊地であり、1万928羽を記録した。11月30日の1回目より、2064羽少なかった。 【写真】荒崎一帯で群がるツル=21日午前7時20分、出水市荘
内訳はナベヅル8998羽、マナヅル1917羽、クロヅル8羽、カナダヅル3羽、ナベクロヅル2羽。 地元の高尾野中学校と義務教育学校・鶴荘学園の両ツルクラブと、県ツル保護会の約100人で数えた。荒崎を担当した鶴荘学園9年でツルクラブの井上晟部長は「荒崎から出て行くツルと、東干拓側から入ってくるツルが入り乱れて計測が難しかった」。来年1月12日の今季最後の羽数調査に向け「精度を高めたい」と話した。
南日本新聞 | 鹿児島