ケチなUberEats配達員が3年でたどり着いた、雨でも心を折らずに配達するためのベストな装備たち
試したもののいまいちだった装備
いろいろ試した結果、使わなくなった装備もあります。これらの装備は性能が劣っているわけでなく、雨の中で1日中バイクを運転する配達員のスタイルに合っていなかっただけです。 ────────── ワークマンのイナレム プレミアムレインジャケット(ライディングモデル) ────────── ワークマンのイナレムはいまいちでした。耐水圧3万mm、透湿度3万g/m2・24hrsと数値はイージスより高いですが、長時間雨に降られると水が染みてきました。おそらくファスナーから染みたのでしょう。ただ、とても軽量なこと、雨の中に短時間だけいる分には問題ないことから、配達以外で雨の日にふだん着るカッパとして使っています。 ────────── 靴にかぶせる防水カバー ────────── Amazonで購入したノーブランドの靴にかぶせるタイプの防水カバーもいまいちでした。Uber Eats配達員はショッピングモールやマンションの中など意外とたくさん歩くので、1か月ぐらいで破れました。あくまで緊急用ですね。
雨の日に意識している乗り方、配達方法
雨の日の運転で気をつけるべきこともご紹介しましょう。雨の日に自分とまわりを助ける立ち回りを紹介します。 ────────── マンホール、白線、水たまりをできるだけ踏まない ────────── 配達時に限った話ではありませんが、マンホール、白線、水たまりは滑りやすいのでできるだけ踏まないようにしています。どうしても踏まないといけないときは、できるだけ車体を立てて安定させます。 また、ハイドロプレーニング現象は80km/hを越えると起こりやすいということもあり、水たまりではスピードを落しています。配達でそこまでスピードを出さないとはいえ、念のためにスピードを気持ち抑えた走りを心がけています。 ────────── カッパの水をできるだけ払ってお店や配達先に入る ────────── 配達では日に何十回もお店や配達先のマンションに入ります。理想は毎回濡れたカッパを脱ぐことですが、手間がかかります。できるだけカッパの水を払ってから建物に入りましょう。料理を受け取るときは店の外で待つことも少なくありません。 カッパは撥水性能を維持できるよう、こまめに防水スプレーを吹きかけておくと安心です。