「考え方はマイナーリーグ 満足してもらっちゃいけない」くふうハヤテ池田省吾社長 「育成」し「再生」し「勝利」にもこだわる
松下:施策のひとつが県民無料招待だったと思う。草薙球場で行われた巨人戦にはたくさんの人が集まったが、来季も県民デーは行うのか。 池田:今シーズンの県民デーは静岡県との連携事業だったが、また、県とは話し合っていきたいと思うし、また、静岡市とかそれぞれで試合がある球場の自治体とは、相談していきたいと思う。まずは一度でも試合を観に来ていただくことが大事だと思っているので、無料開放というよりは、各試合枠を設けて招待させていただくというような活動は来シーズンもやっていきたい。 松下:県民デーへの手ごたえは 池田:告知する方法があまり強くなくて、自分たちのSNS、ホームページでしか募集告知ができないので、どうかなと思ったが、それでもやっぱり1日、2日で(募集枠が)埋まる。5,000人の枠が一週間に埋まる。そういう意味では、野球ファンに少しずつ浸透してきてるんだなというのは実感している。告知の方法などは考えながらやらなければいけないが、またやれば、絶対来ていただけるというところはあるかなと思う 松下:ファンとの関わりという部分では、清水の駅前商店街で行ったファン感謝デーには約300人のファンの方に集まって交流していた。新球団にとってファンの存在は 池田:本当にありがたかった。もう毎回来ていただくファンがたくさんいて、いつも叱咤激励いただいて、ファン感謝デーは300人となっていたが、のべでいうともっと来ていただいた。ファンに支えられて今シーズン戦ったんだなっていうのをファン感謝デーで実感した。こういったファンをさらにもっと増やしていかないといけないとさらに思った 松下:老若男女、幅広いファン層がいると感じた 池田:年齢層は本当にバラエティ豊かにいつも球場に来ていただけるので、野球熱は本当に高い。子どもが少ない点は気になっているが、決して観に行きたくないわけではなくて、野球をやっている子は土、日に(所属するチームで)試合しているから来れなかったと思うので、来季はナイターが増えるので、観に来ていただけるのではないか。