「2日連続お風呂に入れず…」忙しすぎるワーママが「遅刻寸前でも優雅な後輩」を目にして“見直したこと”
えっ、時間大丈夫?
私はそのまま会社に向かいました。いつもよりも遅いことに焦ってしまうタチなので。 しかし、彼女はコンビニへ。なんなら優雅に入っていきました。 私は早足で自分の席に向かい、いつものように朝のルーチンを行います。オフィスの隅の方で、9時の始業まで英会話の勉強を始めるのです。でも、内心彼女が間に合ったのかドキドキしていました。記憶が正しければ、朝短勤務ではなかったハズ。私もまぁまぁギリだったんだけど。大丈夫なのかな? 始業時間になって間もなくのこと。 たまたま廊下ですれ違った彼女は、汗をかいている訳でもなく、いつものあの感じのよい笑顔で「ぽにさん、おはようございます」と言っていました。 うん。あなた、 遅刻ギリギリでも余裕な雰囲気を醸し出していたのね。
天才じゃない?
片や、私は小さいことを気にしてしまい、大局を見れていないことがしばしばあります。 時間にさえ間に合い、サラッと業務をスタートすればそれでいいんです。 そして彼女は『何時に来ているのか』も悟らせない、絶妙なタイミングで出社しています。目立って遅すぎるわけでもなく、アウトなラインでもない。 なんかね、自分のマインドを少し変えようと思いました。 抜く時は抜いて、ここぞ!は精いっぱいやる。 でもここぞ!ってそこまでの頻度であるわけではなく、抜くと言っても誰かに「あいつ手を抜いてるな~」と悟られるような感じではダメ。上手に目立たずにさりげなく。 組織では目立ったり露出が多い方が得する時があります。いるな~やってるな~と思われた方が評価もされやすい。でもそれは時代錯誤かもしれません。 これからは『目立たない』それでも『感じよく』という戦略で最低限で会社と個人とが付き合う。その方が、お互いストレスも感じず、長きに渡り付き合っていけるのかもしれません。会社に評価を期待するのも疲れました。今まで『どうアピールする?』と考えていましたが、自分自身の所作を見直すのもアリだな。と思い始めています。 ではまたです。
Profile ・ぽに
関西在住。約50平米のマンションに4歳・小3・小5の男の子3人、モーレツサラリーマンの夫と5人暮らし。出張多め、両家遠方、夫婦共にフルタイム。ワンオペや出世の厳しさ、家事・育児の奮闘を書いたブログが人気になり書籍化された【ススメ共働家】。つまずき、転び、前のめる共働きの日常と現実を軽快に発信し続けている。
with online