負傷交代したムバッペについてフランス代表指揮官「もし良くならないようであれば…」
フランス代表のディディエ・デシャン監督が17日のEURO2024グループD第1節オーストリア代表戦(○1-0)後、負傷交代したFWキリアン・ムバッペ(R・マドリー)について言及した。イギリス『BBC』が伝えている。 【写真】バラエティ出演の中田英寿氏に反響「ちょいワルおやじになってる」「大仁田厚みたい」 同試合で勝利につながるオウンゴールを誘発したムバッペだったが、終盤にヘディングを試みた際、DFケビン・ダンソ(RCランス)の肩に顔面を強打して鼻から出血。FWオリビエ・ジルー(ミラン)との交代でピッチを退いた。 現地メディアによると、手術こそ回避できる見込みのようだが、21日に迎えるオランダ代表との大一番に間に合うかは現時点で不透明だ。 デシャン監督は試合後の記者会見でムバッペの状態を質問されると「彼は調子が良くない」と答え、「鼻をひどく打っている。検査が必要だが、かなり複雑なようだ。医療スタッフが検査中だ。マッサージテーブルの上で彼を見た。怪我は軽くなかった。まだ様子を見ている段階で、正確な答えは出せない」と続けている。 さらにオランダ戦を欠場する可能性があるかと聞かれた指揮官は「仮定の話に立ち入るつもりはないが、キリアンのいるフランス代表は常に強くなる。もし良くならないようであれば、彼抜きで戦わなければならないだろう」と回答した。