初心者も扱いやすい! 最新のキャンプツーリング向き軽量級バイク5選
根強いキャンプブームが続く昨今。バイク好きの中にも、週末に愛車へキャンプ用品を満載して、アウトドアを満喫するキャンプツーリング、いわゆる「キャンツー」を楽しんでいるライダーも多いと思います。 【画像】キャンプツーリング向きの軽量バイクをギャラリーで見る(13枚) でも、二輪免許を取ったばかりの初心者や、久々にバイクに乗るリターンライダーなどで、これから愛車を購入しキャンツーをやってみたいと考えている人には、どんなバイクが最適なのか迷っている人もいるでしょう。 そこで、ここでは、キャンツー向きバイクの中でも、特に、車体が軽いなどで、初心者などでも扱いやすいモデル5台をピックアップして紹介します。 文/Webikeプラス 平塚直樹
どんなバイクがキャンツーに向いている?
まず、初心者などがキャンプツーリングをする場合、どんなバイクが向いているかを紹介します。ポイントは、以下の通りです。 ────────── 積載性がいい ────────── テントやシュラフに調理用品など、キャンプに必要な荷物は意外に多いもの。クルマと比べ車体が小さいバイクの場合は、持っていく荷物も厳選する必要はありますが、それでも、できるだけ積載性の高いバイクの方が重宝します。 特に、リヤシートがフラットで座面も広ければ、荷物を積載する時の安定性もいいですし、より大きな荷物も積みやすいといえます。加えて、キャリアや荷掛フックなどを標準装備しているバイクの方が、積載物を固定しやすく、キャンツーには最適です。 ────────── 航続距離が長い ────────── キャンプ場には、人里離れた場所にあるところもあり、周辺にはガソリンスタンドすらないケースも考えられます。 特に、長距離を走るツーリングでは、やはり燃費のいいバイクがベター。また、燃料タンクもできるだけ大容量のモデルの方が、1回の給油で走行できる航続距離も長くなります。 ────────── 多少のダートを走れる走破性 ────────── キャンプ場内はもちろん、アクセスする周辺の道には、未舗装路がある場所も多いといえます。そう考えると、選ぶバイクもダート走行性能がある程度高いモデルの方が安心です。 また、ライディングポジションも、スーパースポーツなど前傾がきついモデルより、バーハンドルを装備し、アップライトなポジションになるモデルの方がいいでしょう。 例えば、最近流行っているアドベンチャーモデルや、ブロックパターンのタイヤを履かせたスクランブラータイプなど、オン ・オフ両方の道で快適に走ることができるバイクは最適な選択肢のひとつだといえます。 ────────── 初心者なら軽くて足着きのいいバイクが最適 ────────── 高速道路などでの余裕ある走りや荷物の積載量などを考えると、大排気量のツアラーなどは魅力的。ただし、例えば、オフロード走行に慣れていない初心者ライダーなどの場合は、車体が重いバイクだと、未舗装路でバランスを崩した際に車体を立て直すのが大変です。 そのため、オフロードを初めて走るようなライダーなどには、250ccや125ccなど、小排気量のモデルの方が走りやすいといえます。なぜなら、車体が軽く、足着き性も比較的いいためです。 軽量なバイクであれば、例えば、未舗装路を走っていてバランスを崩しそうになっても、ハンドル操作などで車体を立て直しやすいもの。また、足着き性がよければ、とっさに足を地面へ着きやすいので、立ちゴケのリスクも減ります。もし、隆起の激しいダート道などに遭遇し、そのまま走行する自信のない場合も、両足を交互に地面に着けながら、ゆっくりと走ることもできますからね。