パプアニューギニアで暴動 これまでに16人死亡
南太平洋のパプアニューギニアで暴動が起き、これまでに16人が死亡しました。 これはパプアニューギニアの首都ポートモレスビーで10日に暴動が起きたときの映像です。建物から炎と煙が上がり、周りには人が集まっています。商業施設では略奪も起き、オーストラリアの公共放送ABCは地元当局の発表として暴動でポートモレスビーで9人が死亡したほか、第二の都市・ラエでも7人が死亡したと伝えています。 暴動の発端は公務員の給与カットに抗議するデモとみられ、警察官らもデモに参加するなか、混乱に乗じて住民が放火や略奪を行ったということです。パプアニューギニアのマラペ首相は、増税により給与から差し引かれる額がふえたとの誤った情報がSNSで拡散されたとして、給与カットを否定しています。