リミックスポイント、暗号資産30億円追加投資へ──総額80億円規模に
東証スタンダード上場企業で、エネルギー事業、メディカル事業などを手がけるリミックスポイントは、新たに30億円の暗号資産(仮想通貨)を購入することを取締役会で決議したと1月9日に発表した。これにより同社の暗号資産への総投資額は80億円となる。 同社は昨年来、ETFを通じた機関投資家の投資拡大や事業会社による保有増加、ビットコインの半減期を見据えた価格上昇トレンド、米国大統領選挙の結果などを踏まえ、段階的に暗号資産投資を拡大してきた。これまでに総額50億円の購入を実施しており、今回の追加決定は、最近の暗号資産価格の推移が想定した範囲内で推移していることを確認した上でのものとなる。 購入する暗号資産の銘柄や購入時期については、市場の状況を見極めながら判断するとしている。 同社が2024年12月31日時点で保有する暗号資産の内訳は、ビットコインが299.84BTC、イーサリアムが1391.32ETH、ソラナが6724.52SOL、リップルが51万3060.56XRP、アバランチが1万9468.92AVAX、ドージコインが115万1602.19DOGEとなっている。 追加投資30億円を仮にすべてビットコインに充てた場合、同社の保有量は約500BTC(1BTC=1500万円換算)となる。BitcoinTreasuriesの企業保有量ランキングによれば、この数値は世界の上場企業・機関投資家の中で26位に相当する規模となる。 |文:栃山直樹|画像:リミックスポイントウェブサイトから(キャプチャ)
CoinDesk Japan 編集部