マイナ保険証訴訟で原告側が敗訴「医療の質の向上期待できる」と東京地裁 原告側は控訴へ
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「マイナ保険証」を読み取るオンラインシステムの導入を国が医療機関に義務づけているのは違法だとして、医師らおよそ1400人が国を訴えた裁判で、東京地裁は原告側の訴えを退けました。 「マイナ保険証」をめぐっては、国が医療機関や薬局に対し、「マイナ保険証」による患者の保険資格をオンラインで確認できるよう体制の整備を義務づけていて、各地でシステムの導入が進められています。 このシステムの導入を国が義務づけたのは違法だとして、医師らおよそ1400人が国を相手取り、義務がないことの確認などを求める訴えを起こしています。 きょうの判決で東京地裁は、オンラインでの保険資格の確認について「過誤請求や不正請求を防ぐことや、提供される医療の質の向上が期待できる」などとして、原告側の訴えを退けました。 原告の会見 「全てが納得できない。訴訟を継続するべきである」 原告らは判決を不服として控訴する方針です。
TBSテレビ