Salesforceの画面開発ツール「SkyVisualEditor Ver.22.0」、予算と実績の比較などが可能な「予実テーブル」を実装
株式会社テラスカイは16日、Salesforceの画面開発ツール「SkyVisualEditor」の新版、「同 Ver.22.0」を提供開始したと発表した。 【この記事に関する別の画像を見る】 SkyVisualEditorは、Salesforceの画面をノンプログラミングで開発できるツール。マウスのドラッグ&ドロップだけでVisualforceページの容易に生成できるほか、Lightning Experienceにも対応しているので、VisualforceページのLightning移行をスムーズに行えるという。 今回は、Visualforceを使わずにLightningコンポーネントを作成する「SkyVisualEditor LC」の新機能として、時系列で予定値と実績値の比較が可能な「予実テーブル」が追加された。予算と実績の比較、対前年度比較、達成率や差異の算出などを行え、表示しているデータと同じテーブル構成でのExcel出力が可能。月次推移表の出力、営業の販売管理など、さまざまな場面で活用できるとしている。 また、要望が多かったというSalesforce Field Serviceの一部標準オブジェクトを利用可能にした。「サービス予定(ServiceAppointment)」「作業指示(WorkOrder)」「作業指示品目(WorkOrderLineItem)」の各オブジェクトに対応し、カスタマイズされたレイアウトに作業指示や作業指示品目が一目で分かるように配置して、作業現場でより使いやすい画面などを実現できるとのこと。 一方、Visualforce版である「SkyVisualEditor VF」では、SkyVisualEditor LCの機能追加と同様、Salesforce Field Serviceの一部標準オブジェクトが利用可能になったほか、入力項目にタブレットやスマートフォンから値を入力する際、一部のSalesforceデータ型では、適したキーボード種類へと自動的に切り替わるようになり、モバイル環境での項目入力がよりやりやすくなった。
クラウド Watch,石井 一志