新駐日ロシア大使 ニコライ・ノズドレフ氏が来日 1年以上“空席”
1年以上にわたって空席が続いていたロシアの新たな駐日大使が3日、来日しました。 ロシア大使館関係者によりますと、ロシアの新しい駐日大使、ニコライ・ノズドレフ氏は3日午後、羽田空港に到着しました。 ノズドレフ氏は、ロシア外務省で日本などを担当する局長を務めていたほか、日本語が堪能で、外務省では日本政府との漁業に関する交渉も担っていました。 ロシアの駐日大使は、前任者で現在は外務次官を務めるガルージン氏が2022年11月に離任して以降、1年以上にわたって空席が続いていました。 ロシアのウクライナ侵攻以降、日本政府が打ち出した制裁措置にロシアが反発して平和条約交渉の中断を一方的に宣言するなど、日露関係が冷え込む中、プーチン政権が新しい大使を通じてどのような姿勢を見せるのか、注目されます。