八村塁の“開幕スタメン”が濃厚に!レディック新指揮官が明言、「大きな役割を担う」と期待も<DUNKSHOOT>
八村塁のNBAキャリア6年目は、名門ロサンゼルス・レイカーズのスターティングメンバーとして迎えることになりそうだ。 【動画】先発定着後に成績上昇!八村の昨季好プレー集 現地10月22日の新シーズン開幕を前に、レイカーズの新HC(ヘッドコーチ)に就任したJJ・レディックが構想を明かした。 レディックHCは、『ESPN』のザック・ロウ記者のポッドキャストに出演した際、「昨シーズンに23-10の成績を収めたスターティング5で臨むことになるだろう」と発言。 レイカーズは昨季のレギュラーシーズン最後の33試合(プレーイン・ゲームを含む)で23勝10敗を記録しており、この期間に主に先発を担ったのが、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、そして八村の5人だった。 昨季の八村はダービン・ハムHCの下、序盤戦は控えメンバーとして起用され、最初の50試合で出場36試合(うち先発7試合)、平均11.5点(FG成功率49.2%、3P成功率39.8%)をマーク。しかしレイカーズは25勝25敗と勝率5割前後を抜け出せず、ハムHCは2月3日から八村を先発に固定する決断を下した。 するとチームは直後から勝ち星を増やし、前述の通り“23-10”の好成績でシーズンをフィニッシュ。この33試合すべてで先発出場を果たした八村は平均15.9点(FG成功率57.6%、3P成功率44.4%)と数字を伸ばし、2年連続のプレーオフ進出に貢献した。 レディックHCはポッドキャストの翌日に行なわれたチームの公式会見でも先発メンバーについて触れ、八村、レブロン、デイビスで形成するフロントラインのサイズが気に入っているとコメント。八村には「大きな役割を担うことになる」と期待を寄せた。 新指揮官の構想は概ね好意的に受け取られているが、レイカーズは昨季のプレーオフ、同様のメンバーでデンバー・ナゲッツに完敗(1勝4敗)を喫したことも忘れてはならない。レブロンやデイビスらベテランはある程度計算ができる一方、伸びしろがあるとすれば26歳の八村とリーブスの2人だろう。 まずはプレシーズンをいい形で戦い、開幕ダッシュにつなげたいところだ。 ■レイカーズのプレシーズン日程 ※@=アウェー。4日と6日はカリフォルニアのパームデザートにあるアクリシュア・アリーナ、15日はラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催。 10/4 ミネソタ・ティンバーウルブズ 10/6 フェニックス・サンズ 10/10 @ミルウォーキー・バックス 10/15 ゴールデンステイト・ウォリアーズ 10/17 @フェニックス・サンズ 10/18 @ゴールデンステイト・ウォリアーズ 構成●ダンクシュート編集部
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