反町隆史×刑事バディものにハズレなし! 『オクラ』“相棒”杉野遥亮との化学反応に注目
8月22日に発表された、反町隆史と杉野遥亮がW主演を務める10月期のフジテレビ火9ドラマ『オクラ』。人情深い昭和の刑事と令和のクールな刑事がお蔵入り寸前の未解決事件に挑むバディものだ。 【写真】反町隆史×杉野遥亮のアザーカット(複数あり) 反町が演じるのは、元警視庁捜査一課強行犯係のエースだったものの、ある事件によって“無能”や“荒くれもの”の烙印を押されたはみだしものたちが集まるお蔵入り事件を追う部署・通称“オクラ”に追いやられた飛鷹千寿。昔は熱血漢だったが、いまは愚痴とボヤキが止まらず「捜査に行ってくる」と外出しては、喫茶店でお気に入りのパフェを食べながら適当にサボるという刑事。それでも思いやりと人間味に溢れるという人情深いところもあるという役柄だ。 反町といえば、2024年4月1日に放送された『GTOリバイバル』(カンテレ・フジテレビ系)で、破天荒な教師・鬼塚英吉を26年ぶりに演じて大きな話題になった。当時と変わらず昭和的なエネルギッシュ&ハートフルな熱さを存分に出しつつも、令和の生徒たちとも絶妙な距離感を作り出す演技にファンは沸いた。 デビュー当時から肉体的な重厚感がありつつも、軽やかさも併せ持つ反町はコミカルな芝居も得意としていた。前述した『GTO』(カンテレ・フジテレビ系)はもちろん『ビーチボーイズ』(フジテレビ系)などでも、ノリのいい“あんちゃん”的なポップなイメージもあり、本作の千寿というボヤキまくりサボり癖のある一面を軽やかに演じてくれそうな期待が持てる。 脚本は『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系)や『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)、『マルス-ゼロの革命-』(テレビ朝日系)などを手掛けた武藤将吾。武藤が描くキャラクターには、一癖も二癖もある奥行きがある。武藤脚本ならではのストーリーラインの面白さプラス、人物造形にも注目が集まる。反町は情報解禁の際に「いかに昭和感を出せるか」とコメントを出しているが(※)、若い世代からも“イケオジ”と支持されている反町が、どんな昭和オヤジを演じてくれるのか、いまから楽しみでならない。