【闘病】「まさか足を失うとは…」痛みの原因は希少がん”滑膜肉腫”で足を切断
まさか足を失うなんて思っていなかった。健康を気にしていてもいつか病気にはなってしまうと痛感
編集部: あなたの病気を意識していない人に一言お願いします。 清松さん: 私自身用心深く、定期健診に加えて、乳がん検診・胃カメラ(毎年)・1年おきの大腸内視鏡検査を受けるなど、健康に気を配っているつもりでした。こんな自分が、まさか足を失い身体障害者になるなんて夢にも思いませんでした。自分だけは大丈夫と思わず、健診など体のメンテナンスは大事だと思います。 編集部: 医療従事者に望むことはありますか? 清松さん: 今回の病気で合計150日ほど入院しましたが、先生や看護師さん、看護助手の方、リハビリの先生、義肢装具士の先生、作業療法士の先生など様々な方が関わってくださって、長い入院生活も楽しく過ごすことができました。当時も今も変わらず、とても感謝しています。
編集部まとめ
健診などをしっかり受け、健康に気を使っていらっしゃった清松さん。ご自身の経験を踏まえて、「健康診断で安心するのではなく、不調があれば早めに病院を受診することをお伝えしたいです」と言われていました。治療に専念するためには、仕事を休業する必要があります。「いざというときに備えて、医療保険や生命保険、がん保険は必ず加入しておいたほうがよいと思います」といったアドバイスもいただき、保険の重要性についても考えさせられました。
【体験者プロフィール】
清松 絵里 1976年生まれ、福岡県北九州市在住。夫と2人暮らし。診断時の職業は夫婦でカフェと輸入雑貨の店舗を経営。2021年9月に「滑膜肉腫」が発覚し、手術や化学療法を受ける。現在は3カ月に一度の胸部CT検査などで経過観察をしながら在宅勤務をしている。
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