「大人の事情で“再戦”です」平本蓮が朝倉未来との東京ドーム一騎打ちに不満爆発「やる必要なかったと思われる試合をします」
再戦に不満をぶちまけた。 1月1日、格闘家の平本蓮が自身のXを更新し、前日の大晦日に朝倉未来とのリマッチについて「大人の事情で再戦です」と綴るなど、不快感を示している。 【画像】平本蓮vs朝倉未来、『THE MATCH 2』が電撃決定!互いの視線外さず、バチバチした瞬間 年の瀬に格闘ファンに衝撃を与えるビッグマッチが電撃発表された。RIZINの榊原信行CEOは、さいたまスーパーアリーナで開催された「RIZIN DECADE」の第1部『雷神番外地』のオープニングでリング上に登壇すると、平本と朝倉が5月4日に東京ドームで再戦を行なうと宣言。両雄の一騎打ちは「THE MATCH 2」と銘打たれ、同CEOは「(朝倉は)引退している場合じゃない」「東京ドームは押さえた」とすでに興行は決定事項であると伝えた。 当日は平本、朝倉がリング中央に立って登場。会場から大歓声が上がり、2人の間にはバチバチと緊張感が漂っていた。 しかし、26歳のファイターの胸中は複雑だったようだ。平本はSNSに「再戦に興味ない格闘技ファンが多いのはわかってます。グラップラーとの試合で評価を上げたかったから自分も最初は断りましたが、大人の事情で再戦です」と明かした。 続けて、「次に進むために決まったからにはやる必要なかったと思われる試合をします。舐めずに前回以上の強さでしっかりと殺しに行きます」と記し、今度こそ”完全決着”を示唆した。 昨年の7月28日に開催された『超RIZIN.3』で平本は朝倉と初めて対戦し、左ストレートでKO勝ちを収めた。逆にMMAキャリア初のTKO負けを喫した朝倉は、試合翌日に格闘技引退を表明した。 両者の闘争は決着したかに思われたが試合後、総合格闘家の赤沢幸典が平本のドーピングを突然告発。予想外のドーピング騒動が起こり、嫌疑をかけられた平本は弁護士を伴いながら緊急記者会見を開き、ドーピング疑惑を全面否定。RIZINによる検査結果も「陰性」と発表されたが、疑惑の目を向けられる大きな事件となり一部ファンからは両者の再戦を求める声が沸き上がっていた。 再び相まみえる格闘界のカリスマ同士。今度こそ、はっきり白黒をつける。 構成●THE DIGEST編集部