「準優勝戦の6号艇が全て」馬場貴也、メモリアル記者会見 全文/ボートレース丸亀・メモリアル
丸亀で開催されたSG「ボートレースメモリアル」は馬場貴也が3コースから会心のまくり差しを入れて、昨年の福岡メモリアルに続く大会連覇で幕を閉じた。ここでは馬場の記者会見でのコメントを全文紹介しよう。 【結果】 ボートレースメモリアル優勝戦
馬場貴也「勝因は準優」
ビックリです。準優勝戦の6号艇が全てでしょう。あれで勝負できる位置に来れたので。片岡君は地元だし、差し一本に絞ってくるだろうなと思っていたので、僕もまくり差しに割合を振って、あとは石野さんのスタートに対して持たせることだけに集中していました。 スタートは追い風がかなり強かったんですけど、絶対にミスだけはしないように、と。これで石野さんにまくられたらしょうがない、自分が行ける範囲までは行きました。 賞金ランクトップというのは、驚きました。今年は調子が悪くて、苦しくて…。今節、何とか準優に乗るという考えだったんですけど、昨日ツイていて、結果的に流れが良かったなと。今年は全体的に流れに助けられている感じがします。 最終日の調整は石野さんが隣だったので、ストレートを意識して調整しました。出足とかもそれなりにしっかりしてたので、これなら何とか戦えるんじゃないかという状態ではありました。準優よりも確実に乗りやすさはありましたし、節間を通しても優勝戦が一番バランスが取れていたと思います。 仕上がりは特訓前にはこれで行こうかなという形で臨めました。1号艇ではなかったので、一か八かではないけど、ツキがあったら優勝できるという所ではあったのかなと。 今回は去年のモデルのエンジンだったので、プロペラが合わせやすかった部分はあると思います。今年モデルのエンジンに対してのプロペラのアプローチをしっかり考えていかないと、ですね。 これ以上ない流れで地元びわこのGIに臨めるので、また気持ちを入れ直してグランプリに向けてしっかりやっていきたいですね。 グランプリに関しては昨年の敗戦で成長できた部分もたくさんありました。やっぱり簡単な舞台ではないということを痛感したので、そこを克服して毎年、毎年、強くなっていきたいなと思います。 賞金トップになったことは、今日だけは喜んで、また明日から切り替えてしっかりやっていきたいと思います。
マクール