「ケーキ保存したい時は」家の冷蔵庫に革命 シェフのアイデアに12万いいね「素晴らしくて奇声が出た」
クリスマスなど、ごちそうの後に出てきて、残りがちになってしまうこともあるケーキ。翌日もおいしく食べたいけれど、「お皿にラップ」だとせっかくの形が崩れちゃう……。そんな時に使える保存方法に言及した、シェフのX投稿が話題です。話を聞きました。 【画像】ケーキ保存の〝革命〟的アイデアがこちら。「保存容器を逆さまにする」
深めの保存容器
話題になっているのは、「麦ライス(シェフ)」さん(@HG7654321)がXに投稿した画像です。写っているのは、食品を入れて冷蔵庫や冷凍庫で保存できるフタ付き容器。 投稿文には《ケーキを保存したい時はジップロックを逆さまにすると非常に良い》と書いてあり、1枚目の画像では、保存容器のフタを裏返して、その上にケーキを置いてあります。 そして、2枚目の画像では、その上から深めの保存容器を逆さまにかぶせた様子が写っています。 保存容器の深さによって、高さのあるケーキもちょうど覆うことができて、デコレーションが崩れないのです。 この投稿には「ラップがクリームにあたって形が崩れていた」「いつもケーキの箱に戻して冷蔵庫に入れていたけど場所をとって、これは朗報」「素晴らしくて奇声を発してしまった」と感動する声が寄せられ、12万いいねがつきました。
「乾燥」から守るため
投稿した麦ライスさんに話を聞きました。 都内のレストランで料理長をしながら、Xで家庭向けの簡単レシピなどを発信している麦ライスさん。 この保存方法を思いついたきっかけは、「ケーキの乾燥を防ぎたい」との思いだったと言います。 さまざまな手法を試した中で、「結果的に収納にも便利」と感じたのがこの方法でした。保存容器なら乾燥を防ぐだけでなく、ちょっとしたものを上に重ねることもできちゃうのです。
取り出すときのコツは
革命的な保存方法が見つかったとはいえ、生ケーキなど当日中に食べるよう設定しているお店もあり、やはりなるべく早く食べるのが良いそうです。「ケーキは香りが飛びやすいため鮮度が大切なので2日以内に食べるのがおすすめです」と麦ライスさんは話します。 投稿には、取り出す時に失敗しそう、と心配する声も上がりましたが、麦ライスさんによると「フタ側を下向きに折るようにして少し隙間をあけてから外すとスムーズに開きます」とのこと。 これを参考にすれば、翌日もきれいな形のままで、クリスマスや誕生日などの〝特別〟な日の余韻を楽しむことができそうです。 筆者も試そうと思いましたが、高さのあるデコレーションケーキだと、家にある保存容器では深さが足りませんでした。深めの容器を用意しておくのが肝心です。