「こうした虐待が常態化している…」絶不調でファンから罵声浴びるエバートン…抗議のモペイには「ベストを尽くしている?」と批判の声も
エバートンのフランス人FWニール・モペイが、心ない批判に対して抗議の姿勢を示した。 【動画】移動中のエバートンにファンから容赦ない罵声… 今シーズン、プレミアリーグ開幕から苦戦が続くエバートン。開幕戦はホームでブライトン&ホーヴ・アルビオン相手に0-3の完敗を喫すると、続く第2節のトッテナム戦でも守備が崩壊してしまい、0-4で力なく敗れた。 近年はクラブ売却を巡るゴタゴタや財政難によるポイントはく奪などもあり、常に残留争いに巻き込まれているエバートン。かつてビッグ4に次ぐ地位を占めていたクラブの面影はなく、ファンの不満もピークに達しつつある。 そんな中で、SNSにはチームが電車移動をする際、選手たちがファンから罵声を浴びせられている動画が投稿される事態に。これについて、「恥ずべきファン」、「(チームを)応援すべき」、「こんなことをしても状況は悪化するだけ」、「言いたいことを言え。選手はお金を稼いでいるくせに酷いのだから」など、様々な意見が寄せられている。 当事者の一人であるモペイも、自身の公式X(旧ツイッター)にてこの動画を引用する形でコメント。「こうした虐待が常態化している他の仕事を想像してみてほしい。駅にたむろして、頑張っている人に叫んでいるんだ…」と述べ、批判に抗議する姿勢を見せている。 このモペイの投稿も反響を呼んでおり、さまざまな意見が殺到。「よく言った、ニール」、「彼らは無視すべきだ」、「これは我々を代表するファンではない」といった擁護する声がある一方で、「トッテナムに0-4で敗れて、ベストを尽くしていると言える?」「公平に言って、電車が遅れても厳しい言葉は飛ぶ」など批判的な声もある。 苦境のエバートンは27日に行われるEFLカップ2回戦で、EFLリーグ2(イングランド4部)のドンカスターと対戦予定。格下相手に今季初勝利を得て、この厳しい状態を脱するきっかけにしたいところだ。
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