3年連続最下位の中日・立浪和義監督、『通算勝率』は球団歴代ワースト3位…代行時代も含めた森繁和監督の.433がワースト
◇6日 中日0ー2DeNA(バンテリンドームナゴヤ) 中日は今季最終戦で敗れ、最下位に転落。今季限りで退任する立浪和義監督は3年連続最下位でユニホームを脱ぐことになった。監督に就任した3年間の通算成績は182勝232敗15分けで借金50の勝率4割4分。通算勝率は2リーグ分立以降の中日歴代監督の中で下から3番目の成績となった。 試合数の少なかった1リーグ時代には1944年に指揮を執った三宅大輔監督の勝率3割8分2厘(13勝21敗1分け)、1938~39年の2年間指揮を執った根本行都監督の勝率3割9分6厘(40勝61敗6分け)、1941~42年の2年間で指揮を執った本田親喜監督の勝率4割6厘(63勝92敗6分け)という例はあるが、1950年の2リーグ分立以降で最も勝率が悪かった監督は2016年8月からの監督代行から18年まで指揮を執った森繁和監督。138勝181敗7分けの勝率4割3分3厘だった。2番目は1978~80年まで3年間指揮を執った中利夫監督の勝率4割3分5厘(157勝204敗29分け)となっている。なお、代行や代理のみだった監督の成績は入っていない。 以下は2000年以降に務めた中日歴代監督の中日監督通算成績。 星野仙一 1461試合766勝668敗27分け .534 (1987~91年、1996~2001年) 山田久志 260試合128勝127敗5分け .502 (2002~03年9月) 落合博満 1150試合629勝491敗30分け .562 (2004~11年) 高木守道 787試合383勝379敗25分け .503 (1986年7月~閉幕、1992~95年6月、2012~13年) 谷繁元信 390試合171勝208敗11分け .451 (2014~16年8月) 森 繁和 326試合138勝181敗7分け .433 (2016年8月~18年) 与田 剛 406試合183勝199敗24分け .479 (2019~21年) 立浪和義 429試合182勝232敗15分け .440 (2022~24年)
中日スポーツ