米国人番記者がいま明かす「オオタニにベテラン勢から不満の声もあった」半年間でベッツもカーショーも大谷翔平を尊敬「水原一平事件で“壁”が消えた」
この記事は、今シーズン、アメリカの新聞で大谷翔平について書かれた記事のなかで、ベストなんじゃないか? 【変わりすぎ写真】「ガリガリだったエンゼルス時代→大谷のう、腕が…“まるでハルク”」「ベッツやキケら仲間がニコニコでオオタニを大祝福」ドジャースで愛される大谷翔平まですべて見る 10月1日、「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者が書いた”One of the boys: Shohei Ohtani impresses Dodgers teammates with his personality, too”は、ロサンゼルス・ドジャースのチームメイトたちに、大谷がどう映っているのか、その証言を集めた記事である。 ハリス記者は冒頭でこう書く。 「質問はシンプルである。 『今シーズン、ドジャースのメンバーはどれだけ大谷翔平のことを知るようになったのか? 』 その答えは、著しく似通っていた」
バーンズ「笑わせてくれるんだよ」
まずは、ユーティリティー・プレイヤーとして活躍する34歳のクリス・テイラーの大谷評。 「とにかく、野球を楽しんでるよね。でも、それと同時にスーパーフォーカス、ものすごい集中力を発揮して、目の前のことにロックインする感じなんだ。そうした集中力を発揮できること、それにプラスして、毎日の練習、トレーニングに熱心に取り組む姿勢を見ていると、彼はそうしたことについて特別な才能を持っていると感じる」 ただし、野球にシリアスなだけではない。ドジャースで10年目を迎えている捕手のオースティン・バーンズは、 「彼はとにかく野球に対してシリアスだ。それでもジョークも言うし、笑わせてくれるんだよ」 と真面目一辺倒ではないと証言する。 記事のなかで独特の言い回しで知性を感じさせるのが、内外野をこなすキケ・ヘルナンデス。 「巨大な肉体に閉じ込められた、まるで少年のようなんだ」 野球好きの少年が、そのまま大きくなり、メジャーリーグの舞台でプレーしている。それが大谷だというのだ。 大谷に対する好印象は、デーブ・ロバーツ監督の言葉からも感じられる。 「彼は社交的というよりも、自分の時間を大切にしているとは思うけれど、なによりチームのひとりになろうと努力していると思う」 努力。大谷には、それが求められた。
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