遠藤航が今季初の先発出場でパス成功率94%記録、現地メディアの評価は? リヴァプールがウェストハムに快勝
リヴァプールに所属する日本代表MF遠藤航が、ウェストハムとのカラバオカップ3回戦で今シーズン初となる先発出場を果たした。 【動画|ハイライト】遠藤航が今季初の先発出場! リヴァプール vs ウェストハム カラバオカップ3回戦 リヴァプールは現地時間9月25日、カラバオカップ3回戦でウェストハムと対戦した。試合は21分、ジャレル・クアンサーのオウンゴールで先制を許す。だが、その後はリヴァプールが圧倒する展開が続いた。ディオゴ・ジョタが25分、49分と2つのゴールを決めて逆転すると、74分にはモハメド・サラーにも得点が生まれる。さらにコーディ・ガクポも2ゴールを記録。5-1というスコアでウェストハムに快勝し、カラバオカップ4回戦に進出した。 遠藤はこの試合で今シーズン初となる先発出場を果たし、82分までプレーした。イギリスメディア『スカイスポーツ』は、遠藤に対してサラーとガクポに次いでチーム2位となる7点(10点満点)と採点した。 また、地元メディア『This Is Anfield』は遠藤をチーム3位となる7点(10点満点)と採点し、こう評価した。 「遠藤にできることは限られている。アルネ・スロット監督が望むような選手ではないとしても、キャリアのこの段階でプレースタイルを変える余地はない。それでも、彼は努力を惜しまずに多くのチャレンジをくぐり抜け、巧みにボールを扱い、相手選手との接触で肋骨を痛めたあともプレーを続けた」 しかし、地元メディア『リヴァプール・エコー』は遠藤に対してチーム最下位の5点(10点満点)と採点した。 「遠藤航が途中交代したあと、リヴァプールの中盤は欠けていた力強さを見せた。遠藤は多くのデュエルに勝利していたが、パスは必ずしも進歩的なものではなかった。また、失点した場面ではクリアを試みていたが、それがクアンサーに当たってオウンゴールとなった」 現地メディアの評価は分かれる結果となった。なお、遠藤は先発出場した選手のうち、チームでもっとも高いパス成功率(94パーセント)を記録し、地上戦と空中戦をあわせたデュエル勝利数はチーム2位の5回を記録していた。
SPOTV NEWS