【日本ハム】台湾の「火球男」古林睿煬の優先交渉権を獲得 最速157キロを誇る24歳の剛腕
日本ハムは12日、台湾・統一の古林睿煬(グーリン・ルェヤン)投手(24)の優先交渉権を獲得した。海外移籍希望を承認し、ポスティングシステムを申請していた統一がこの日、発表した。 最速157キロの剛腕で「火球男」の異名を取る今季の台湾プロ野球MVP右腕。1日にポスティング申請を行った古林には、日本ハムを含む複数のNPB球団が入札をかけたとみられ、新天地として日本ハムが選ばれた。 古林は18年ドラフト1位で統一に入団し、今季は10勝2敗、防御率1・66で最優秀防御率のタイトルを獲得。年間MVPにも輝いた。台湾代表として出場した昨年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップでは侍ジャパン相手に6回1死まで完全投球を披露。日本ハムの球団幹部も複数回現地で視察を重ね、獲得調査を進めてきた。 今後は30日間の交渉期間で契約合意を目指す。台湾メディアは「日本ハムは誠意を見せており、3年契約が有力視される。交渉が順調に進めば、11月下旬に台湾で入団会見を開く予定」と報道している。
報知新聞社