超大物歌手ですら“NHK出禁”に…紅白歌合戦で起こった放送事故伝説! MC・有吉弘行も緊張でうっかりミスを
大晦日に放送される『NHK紅白歌合戦』。長丁場の生放送という性質から、毎年のように“放送事故”ともいえるほどのハプニングが発生する。これまでの紅白の歴史から象徴的な放送事故、そして今年起こりそうな事件とは。 【画像】1位はMISIA、2位は意外なユニットが…『紅白』歌手別視聴率ランキング2023
NHK出禁になってしまった超大物たち
いまだに語り継がれている紅白での最大級の放送事故を起こしたのは、なんと俳優の本木雅弘だ。硬派でまじめなイメージの彼だが、1992年の第43回紅白で井上陽水の『東へ西へ』をカバーしてソロシンガーとして初出場した際、なんと首の周りに白い液体を入れたコンドームをたくさん巻き付けて登場したのだ。 本木は2018年の『ほぼ日刊イトイ新聞』で、「当時は、ああいう身投げ行為みたいな感じ… 何て言ったらいいのか、『もう二度と呼ばれることもないだろうから、変わったことやって帰ろうぜ』って」と振り返っている。 さらには2024年11月に放送されたNHKの情報番組『あさイチ』でもこの事件を回想。なんと、スタッフにも内緒で準備し、出番直前にいきなりコンドームの首飾りをつけてステージに飛び出したという。 ただ、これはただの過激なパフォーマンスではなく、エイズ撲滅のメッセージという意味があったそうで、こうした事情をちゃんとNHKに説明したところ、怒られることもなく、翌年から音楽番組『ポップジャム』の司会をするようになったのだ。 一方で、紅白のパフォーマンスを機に、一時的にNHK出禁になったと言われているのが、サザンオールスターズの桑田佳祐ととんねるず、そして氣志團の綾小路翔だ。 「1982年の第33回大会にサザンオールスターズが出演した際、桑田が間奏中に『とにかく、受信料は払いましょう!』『裏番組はビデオで観ましょう!』などと発言したところ、おふざけがすぎると問題視されたそうです。結果、次に桑田が紅白に出場したのは2010年で、関係の復活に27年も要しました。 とんねるずは1991年の第42回大会で、パンツ一丁で背中に『受信料を払おう』という文字を書いて登場したところ、こちらも大問題に。次に紅白に呼ばれたのは2000年でさらに以後、20年間、石橋貴明はNHKに出演すらしなくなりました」(テレビ局関係者) 綾小路翔は2006年にDJ OZMAで出演した際、“全裸に見えるスーツ”を使用して出場したことでお茶の間を凍り付かせてしまった。以後、NHKにまったく出演しなくなり、2022年11月には自身のXにて〈いよいよ出禁17年目に突入です〉と、自ら明かしていた しかしついに、2024年3月に岩手県域のNHK総合番組(『おばんですいわて』)に出演することが決定し、番組放送前にはXで〈【速報】某お騒がせヤンキーさん、第57回紅白歌合戦以来、約18年振りにNHK出演してしまう〉と告知をしていた。