日本航空石川が大差で勝利 紙谷監督「輪島っていう暗号がみんなの中にある」 2回戦へ進出
「全国高校ラグビー・1回戦、日本航空石川72-8鹿児島実」(27日、花園ラグビー場) 今年1月1日に地震の被害にあった日本航空石川が鹿児島実を大差で制し、2回戦進出を決めた。 紙谷直樹監督(57)は「やっぱり輪島っていう暗号がみんなの中にある。輪島の人に喜んでもらうっていうのが大事なんです」と話した。3年の上野魁心主将は「石川県の被災した人や、やりたいことができない人たちの分まで戦おうって言ってたので、そういう試合を表現できてよかった」とうなずいた。 30日の2回戦では国学院久我山(東京第2)と対戦。ここで勝利すれば震災からちょうど1年となる1月1日に3回戦を迎えることとなる。