<ポタフェス>Shure、イヤホン・ヘッドホン勢揃い/フィリップスのサウンドバーや鹿島建設のスピーカーも
イヤホンを始めとするポータブルオーディオ関連ブランドが集うイベント「ポタフェス 2024夏 秋葉原」が開幕。本稿では、フラグシップイヤホンを始めとする幅広いラインナップを用意していたShureや、フィリップスのサウンドバーなどを展示していたGREEN FUNDINなどのブースをレポートする。 【写真】各ブランドの展示品 人気ブランドShureの幅広いラインナップを聴き比べ可能 Shureは、フラグシップイヤホン「SE846(第2世代)」やワイヤレスヘッドホン「AONIC 50(第2世代)」など、様々な製品をブースに用意。各種を試聴できるようにしている。 例えばイヤホンでは上記の「SE846(第2世代)」から、もはや定番モデルとも言える「SE215」、そして“AONICシリーズ”各種と幅広いラインナップを展開。完全ワイヤレスイヤホン「AONIC 215 TW2」も体験できる。 そしてヘッドホンは有線モデルも各種を用意。開放型のプレミアムモデル「SRH1840」なども試聴可能だ。 フィリップスのサウンドバーなどポータブルとは少し趣の異なる製品も クラウドファンディングサービスのGREEN FUNDINGもブースを展開。フィリップスのサウンドバーや鹿島建設によるスピーカーなど、ポータブルオーディオとは少し趣の異なる製品も見ることができる。 フィリップスのサウンドバーは「TAB6309」という型番で、クラウドファンディングを近日開始予定。細身のサウンドバー本体とコンパクトなサウンドバーによるシステムで、Dolby AtmosやDTS:Xといった立体音響にも対応する 鹿島建設のスピーカーは、英国サウサンプトン大学と共同開発した立体音響技術「OPSODIS」(オプソーディス)を用いたもの。「OPSODIS 1」と命名されており、本体は6チャンネルマルチアンプ駆動による3ウェイ・6スピーカー構成。USB Type-C入力、3.5mmアナログ音声入力、光デジタル音声入力を装備し、Bluetoothにも対応している。 また、骨伝導方式の集音器「Vibone nezu 3」も展示。音質を損なうことなく振動パワーを得られるという振動デバイス「SSDD(ソリッドソニック ダイレクトドライブ)」を搭載した点が特徴で、クラウドファンディング終了後は一般販売も予定しているという。 TAGO STUDIOのヘッドホン各種やROCK JAW AUDIOの完全ワイヤレスイヤホンも TAGO STUDIOは、ヘッドホン「T3-01」や、イヤホン「T3-02」といった現行ラインナップ各種をブースに展開。廃材を再利用するヘッドホン「Historic Phone」や、T3-01の思想を受け継いだゲーミングヘッドホン「T3-03」も体験することができる。 ROCK JAW AUDIOは、完全ワイヤレスイヤホン「AVANT AIR MAX」を展示。アルミニウムの半分近い重量で、鋼の20倍強く、銅の1000倍の電気伝導度を持つというカーボンナノチューブによる「単層CNT振動板」を搭載した同製品を試聴できる。
編集部:小野佳希