「手足口病」が再び大流行 夏に流行る感染症がなぜ秋に…35都府県で“警報基準”超え
手足口病の感染状況への受け止めは?
編集部: 全国的に増加傾向の手足口病の感染状況について、受け止めを教えてください。 中路先生: 手足口病は、今後も感染拡大が続くと思われます。有効なワクチンや予防薬などはなく、感染経路として飛沫感染以外にも接触感染・糞口感染が挙げられるので、こまめな手洗いなどの感染対策が引き続き必要です。
編集部まとめ
一時は減少傾向にあった手足口病の患者数が、再び増加傾向になっていることが今回のニュースでわかりました。手足口病を予防するために、手洗い・うがいなどの基本的な対策を徹底することが重要です。手洗いなどで使ったタオルを共有しないよう、気をつけましょう。 [この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
監修医師:
中路 幸之助 先生(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター) 1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。