夫が「酒を飲むから」と言って、わざわざ「氷」を買ってきます。氷なんて冷蔵庫でいくらでも作れるのに。何がどう違うのでしょうか?
冷蔵庫で作る氷を改良する方法
市販の氷を購入する以外にも、冷蔵庫で氷を作る方法を工夫することで、市販の氷に近づけることができます。本項では、冷蔵庫でおいしい氷を作る方法を紹介します。 ■フィルター水の使用 水道水には多くの不純物が含まれていますが、浄水器を利用したり、フィルターを介して不純物を除去したりすることで、市販の氷には近づけることが可能です。 一方で、冷蔵庫の氷は庫内のにおいが移ったり、開閉時にほこりなどが付着してしまったりすることもあるので、作ったら早めに消費しましょう。また、給水タンクや浄水フィルター、自動製氷機や製氷皿を定期的にお手入れして清潔に保つことも大切です。 ■冷凍温度の調整 冷凍庫の温度が低すぎると、粒子の小さい氷が急速に作られます。粒子が大きく成長することもないため、溶けやすい氷が作られます。市販の氷に近づけたい場合には、冷凍庫の温度を-4~-10度くらいに設定し、ゆっくり凍らせましょう。氷の粒子が大きくなり、溶けにくい氷ができるでしょう。 ■製氷皿を使う 自動製氷機を使用せずに、製氷皿で作るのも一つの方法です。製氷皿は、使用後に丸洗いができてお手入れが簡単です。容器は、大きいものを使うとよいでしょう。大きい容器を使うことで、体積あたりの表面積が小さくなるため、ゆっくり凍らせることができます。 また、製氷皿を冷気の吹き出し口から遠い場所に置き、タオルで覆うのも有効です。冷気の通りを遮断してくれるため、ゆっくりと凍らせることができます。
自宅でもおいしい氷を作ってみよう!
市販の氷と冷蔵庫の氷では溶けにくさが異なり、そのためお酒の味わいにも影響を与えます。お酒を楽しむためには、市販の氷を使うのもいいでしょう。 ただし、市販の氷を使わずとも工夫をすることで透明な氷を作ることは可能です。ぜひ、自宅でも工夫しておいしい氷を作ってみてください。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部