【ABC特集】大阪・関西万博まであと約300日なのに・・・進まぬパビリオン建設 原因は人手不足や資材高騰だけじゃない!? “業者決まっていない”アルメニアの舞台裏
■万博担当・宮本華記者、岡谷藍記者の編集後記
取材後も交渉が続けられ、5月現在、運営会社との本契約は合意に至りました。アルメニアはなんとか開幕に間に合いそうです。 建設の遅れや費用の増額など課題が多く、日本国内では機運がなかなか高まらない万博ですが、アルメニアを始め参加国の取材をしていると、国のPRの場やビジネスチャンスを生む場として万博をとらえ、開催に期待している国が多いと感じます。 また、世界各地で紛争が勃発しているいま、161の国と地域が一カ所に集い交流することそのものの意味も、再注目されています。 開催に向け乗り越えなければいけない壁は少なくない状況ですが、期待を寄せる国々のためにも、運営に滞りなく、一つでも多くの国が参加できる万博が望まれているのではないでしょうか。 (『newsおかえり』2024年5月15日放送分より)