正念場を迎えたマンチェスター・シティのCL挑戦【ワールドサッカーダイジェストのザ・ジャーナリスティック】
怒り心頭のクラブ上層部は裁定が覆ると自信満々だ
マドリーとの第1レグは、先制を許しながらも敵地サンティアゴ・ベルナベウで2-1の逆転勝利。ベスト8へ向けて大きく前進した。(C) Getty Images
UEFA主催大会への2年間の出場停止処分が下ったマンチェスター・C。スポーツ仲裁裁判所に控訴する意向だが、裁定が覆る保証はない。それだけに重要なのが今シーズン。悲願のCL制覇へ、重要な局面を迎えている。(文:オリバー・ケイ/訳:井川洋一 2020年3月5日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック イングランド』を転載) ―――◆―――◆――― ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティは今シーズン、どの段階でプレミアリーグに見切りをつけ、チャンピオンズ・リーグ(CL)1本に集中するのか。そんな考えが、何度も頭をよぎった。 一昨シーズンに数々の記録を打ち立ててプレミアリーグを制したシティは、昨シーズンもリバプールの猛追を振り切り連覇を果たした。しかし、CLではフラストレーションを溜め続けている。2016―2017シーズンはラウンド・
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