ブレーメン、シャルケ、ハンブルク…ブンデスリーガ2部が老舗クラブの巣窟に【現地発】
ブレーメンの本当の凋落は2004年頃から始まっていた?
41年ぶりの2部降格が決まったブレーメン。大迫勇也(左)もチームを救えなかった。(C) Getty Images
近年続いているのは、往年の輝きを失った名門や古豪の降格だ。ブレーメンとシャルケも1部から姿を消し、ハンブルクやニュルンベルクとともに鎬を削ることになる2部リーグは、すっかり“老舗”の巣窟と化している。(文:ルドガー・シュルツェ/訳:安藤正純 2021年6月17日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック ドイツ』を転載) ―――◆―――◆――― シーズン終了まで残り10 試合の時点で、名門ヴェルダー・ブレーメンの1部残留を疑う者はいなかった。自動降格ラインの17位(マインツ05)とは勝点9差と、すでに安全圏の12位につけていたからだ。ところが、ここから急降下。25節以降の10試合でわずか勝点1しか積み上げられず、最終節のボルシア・メンヘングラッドバッハ戦に2-4で敗れた結果、17位だった1FCケルンに抜かれ、地獄への切符を突き付けられたのだった。
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