FW上村亮太とMF牧野壮真がハット達成!都立深川が都立深沢を圧倒
第103回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選2回戦が9月7日に行われ、都立深川が都立深沢を8-0で下しブロック決勝進出を決めた。 【フォトギャラリー】都立深川vs都立深沢 試合は開始早々に都立深川がスコアを動かす。4分、都立深川はMF11牧野壮真(3年)が、PA内でボールを受けると、トラップで前に持ち出しシュート。これがサイドネットに決まり先制に成功する。 幸先良いスタートを切った都立深川は、先制後も推進力ある攻撃で押し込んでいく。すると15分、FW9上村亮太(3年)がDF背後でボールを受けて、PA内からフリーでシュートを放つと、これが決まり追加点。さらに前線で存在感放つFW9上村は22分、CKのボールをニアに走り込み頭で合わせてゴールネットを揺らした。 リードを広げた都立深川は、主導権を握ってゲームを作りながらチャンスも創出していく。35分、都立深川はMF10小堀裕貴(3年)が右サイドから中央にカットインしてクロスバー直撃のシュート。そして迎えた40+1分、都立深川はMF8鈴木翼(3年)がPA内からゴールの天井に突き刺さるシュートを決め、4-0とし前半を折り返す。 エンドが変わった後半、前半に2得点を決めているFW9上村が右サイドからのクロスをゴール前で合わせて、ハットトリックを達成。48分、MF11牧野が右サイドからのクロスを頭で合わせるも、これはクロスバー直撃。しかし、54分、またも右サイドからのクロスを、MF11牧野が今度はボレーシュートを見事に沈めハットトリックを達成した。さらに、60分にはチャンスを量産していたMF10小堀も左サイドのアーリークロスを押し込み7-0。78分にもMF14坂田陸(1年)が得点を決めて、都立深沢を8-0で退け2回戦を突破した。 (文・写真=田原豊)