書道・ポスター68人表彰 JA共済・小中学生コンクール 三重
「令和6年度JA共済小・中学生書道・交通安全ポスターコンクール」(三重県下JA、JA共済連三重主催、伊勢新聞社など後援)の表彰式が14日、津市久居東鷹跡町の津市久居アルスプラザで開かれ、書道の部と交通安全ポスターの部で上位賞に選ばれた県内の小学1年―中学3年68人を表彰した。 同コンクールは書道の部が62回、交通安全ポスターの部が52回目。本年度は県内で書道の部が459校2万6508点、ポスターの部で279校3233点の応募があった。 表彰式では東達也JA共済連県本部長が「コンクールを通じて子どもたちにJA共済が目指す助け合いの精神を理解してもらうと共に、書写・美術教育の発展と交通安全思想の啓発に少しでも役立つことができれば」とあいさつ。 書道の部で県環境生活部の清水友絵文化振興課長が、交通安全ポスターの部で野田正隆県警本部交通部首席参事官がそれぞれ金賞受賞の代表者に表彰状と盾を手渡した。 審査総評では、書道の審査を担当した県書道連盟顧問の稲垣無得氏が「良い作品は誰が見ても良く、練習量の豊富さで優劣の差が出る」、ポスターの審査を担当した県美術教育研究会会長の宮村嘉奈氏は「今年の作品はヘルメットの着用や『ながらスマホ』が多く、どの作品からも子どもたちの交通安全への意識の高さがうかがえた」とそれぞれ講評した。 入賞した書道作品135点、ポスター63点は同施設内ギャラリーで15日午後5時まで展示されている。