負傷者が出たこともあり、中盤の重要戦力に

リーズでプレイする田中 photo/Getty Images

中盤に負傷者が複数出ていることもあり、早くもリーズ・ユナイテッドでは日本代表MF田中碧が重要戦力となっている。今月は日本代表のゲームもあったが、田中はリーズに戻った直後からフル出場を続けている。 パフォーマンスも高い評価を受けており、地元紙『The Yorkshire Post』は「実際は違うが、田中はリーズで長くプレイしてきた選手のように見える」と称賛。すでにチームにフィットしているとの評価だ。 指揮官のダニエル・ファルケも田中を称賛している。 「彼がこんなにも良いスタートを切るとは予想も出来なかった。彼にとってはイングランドでの最初の一歩だったのだからね。これまでの彼はドイツの2部でプレイしていたが、ブンデスリーガ1部でのプレイはない。日本代表では高いレベルでプレイしてきたが、クラブシーンでは多くなかったよね。しかし彼はワトフォード戦でも重要な場面で素晴らしいプレイを見せてくれた。感銘を受けているし、嬉しいよ。彼は今のところ素晴らしい仕事を見せている」 またチーム内では、田中のことをジェイムズ・ボンドの映画である『007は二度死ぬ』に登場するキャラクターにちなみ、「タイガー・タナカ」なんてニックネームまでついているとか。 ここまでのスタートは上々で、このままリーズの主力となっていけそうだ。